病室のすみっこから~今日も病院は平和です~

「病院ってこんな場所なんだ!」という驚きや、「それな!」という共感を届ける医療系ブログです。

新人を悶絶させる「病院の謎呪文」あるある

看護師として働き始めて、最初につまずく壁。

それは技術でも、記録でもなく――言葉かもしれません。

「ステ!」
「ヘモ下がってるからガストロ疑いでバイパ」
「アレ取って!」

……いやいや、アレって何!?

今回は、新人看護師なら誰もが一度はフリーズしたことのある
病院特有の“謎用語・謎指示”あるあるをまとめてみました。

【第3位】「ステ!」は捨てることじゃありません

ナースステーションで記録を書いていると、
先輩が突然ひと言。

 

「ステ!」


新人時代、
「え?何を捨てるの?」
と一瞬思考が止まった人、正直に手を挙げてください。


これは Status Change(急変) の略。


医療現場では一秒が命に関わるため、
言葉は極限まで短縮されがちです。


意味が分かった瞬間、
慌てて走り出す新人の姿までがセットで、もはや様式美ですね。

【第2位】多国籍すぎるチャンポン用語

回診中の会話がこちら。


「ヘモ下がってるから、ガストロ疑って、バイパ準備ね」
英語・ドイツ語・日本独自略語のフルコース。


新人の頭の中は完全に言語迷子。


医学用語はドイツ語由来が多く、
そこに英語と略語が混ざることで、
病院内だけで通じる不思議な共通語が完成します。


慣れると普通。
慣れるまでは修行です。

【第1位】究極の試練「アレ持ってきて」

緊迫した処置室。


先輩が差し出す手と一言。
「あー、もう!アレ!」


新人の脳内では
点滴?ガーゼ?鉗子?


選択肢が高速で点滅。


外した瞬間の
「もういいわ」
が、なぜか一番心に刺さるんですよね。


でも不思議なことに、
数年後には自分も言ってる。


「アレ取って」


……人はこうして病院の住人になります。

それでも、ちゃんと成長している

略語に混乱し、
「アレ」に震えながらも、
気づけば少しずつ通じるようになる。


「あ、今のアレこれだ」
「今日は察せた!」


その小さな成功体験が、
新人を次の一日へ連れていきます。


あなたの現場の「アレ」、何でしたか?
・伝説の略語
・病棟限定ワード
・今でも忘れられない「アレ」
ぜひコメント欄で教えてください。


「自分だけじゃなかった」
そう思えるだけで、今日の勤務は少し楽になります。


明日も病院は平和です。
たぶん。